実相寺昭雄さん死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/1130/003.html

昨晩『ヅラ刑事』を観たので、なんか感想書くかなと思っていたらこんなニュース。

全然関係ない者ですが、お悔やみ申し上げます。

「・・・・・・普通、怪獣ファンというのはウルトラシリーズで、飯島さんや野長瀬さんが娯楽派、監督が芸術派、という分類をしているようですが、実は実相寺昭雄の本質は アルチザンなんじゃありませんか?」
 すると監督、即座に
「そうそう! オレの演出の基本は“いかに早く撮り終えて飲みにいくか”なんだから!」
 と答えてくれたので膝を打つ。

もともと収集癖があり「小さくてカワイイものに囲まれていると幸せ」という監督の御自宅は、あっという間に(以前から集めていらした)Nゲージ鉄道模型に加え、怪獣・漫画やアニメの美少女キャラ人形に占拠されてしまわれたと聞きました。

ここで、僕が印象に残った監督の言葉を記しておこう。
そう。それだけで充分なはずだ。

「特撮でも、ピンクでも、なんでも撮りたかった」
「つまらない決まりごとを打ち破りたかっただけだ」
「大切なのは、映像の中に<空気感>を作ることだ」